今、大注目のミントン×ティファニーブランドです。おそらく欧米、アメリカはもちろん、フランスでもLVMHとティファニーの関連で評価がとても上がっております。現地価格も上昇していると聞きます。 金の品質の高さは言わずもがな、装飾の上品さも人気の理由でしょう。豪華さが出るのですが、しっかりと上品さを保つ、盛り込んだ料理や食卓空間をしっかりと引き立て引き上げてくれる部分は実際に扱ってきた私の感想です。装飾が物足りない、と判断してしまうにはあまりにも惜しいデザインです。見るべきところをしっかりと査定してください。 デザイン的にはネオクラシカル期後期のアンピール第二期（ナポレオン3世による帝政様式の再興）あたりに分類できそうです。それと、アールデコの萌芽の可能性も僅かに感じられます。 近代に入り、インペリアルジェイドとかいうパターン名が付けられて復刻されていますがそんなものに手を出してはいけません。体系化「風」の分類と呼称を与えることで高く売るためのメーカーの戦略です。私のコレクションのアンティークはそういったものとはコストのかけられ方が段違いです。価値あるものをご収集なさってください。 サイズ 27 アンティークミントン1890年ごろですが、状態や製磁がとてもいいです。手触りも滑らか。 金磨きをしてお送りします